セネガルの作用を理解してもらうには、まず体内の脂肪分解酵素リパーゼについて述べておかなければならない。
リパーゼの働きについて、チョコレートーケーキの脂肪分を例に説明してみよう。
ご存じの通り、チョコレートーケーキのほとんどは炭水化物(糖分)と脂肪分から成る。
口から入ったチョコレートーケーキは、胃の強力な消化液によって、トリグリセリドと呼ばれる分子に分解され、小腸へと送り込まれる。
しかし、トリグリセリドはこのままの形では体内に吸収されない。
そこで、登場するのがリパーゼである。
肝臓、肝臓などで作り出される脂肪分解酵素リパーゼがこのトリグリセリドをグリセロールと脂肪酸に分解することによって、はじめて脂肪分は小腸の壁を通過することができるのだ。
リパーゼによって分解された脂肪酸は血液に流れ込み、体内を循環する。
この血中を漂う脂肪酸の終着点がどこであるかは、ご存知の通り。
必要以上の脂肪はウエストの周囲や太もも、ヒップにしっかりと定着し、体脂肪が増加するというわけだ。
セネガルはリパーゼをブロックする。
さて、ここからがセネガルの作用の解説となる。
チョコレートケーキを食べる手を一時休めて、セネガルを服用したらどうなるだろうか。
胃から小腸へと流れたセネガルは、チョコレートケーキの脂肪分より先にリパーゼと結合してしまうのだ。
それによって、本来はリパーゼと結合して分解され、小腸の壁を通過するはずだったチョコレートーケーキの脂肪分は、小腸内からそのまま12メートルの大腸を通過して、便とともに排出されるのである。
脂肪を分解するというリパーゼの役割をブロックする、それが、セネガルのメカニズムだ。
大胆に言ってしまえば、ケーキを食べながらダイエットできるというわけである。
しかし、脂肪分すべてを力ットしてしまっては、かえって身体に害となる。
脂肪は筋肉の活動の燃料であるだけでなく、他にもいくつかの重要な役目がある。
特に、皮膚や目、中枢神経にとって、あるいは脂溶性ビタミンの吸収のためなど、身体を正常に機能させるために一定量の脂肪分の摂取は欠かせない。
ありかたいことに、セネガルはすべての脂肪分をブロックしてしまうわけではない。
セネガルがリパーゼと結合し、脂肪分をブロックするのは、食物中の脂肪分の約30パーセントである。
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